成功への近道はTTPで実験すること

TTPとは「徹底的にパクる(Tettei Tekini Pakuru)」こと。

TTPとは「徹底的にパクる(Tettei Tekini Pakuru)」である・・・といっても、もちろん、Webサイトに載っている文章をまるっと完全コピーとか、コピー商品を作るとか、偽物のブランド品とか違法な行為をするなどのコンプライアンス違反をする話ではありません。

「徹底的にパクる(Tettei Tekini Pakuru)」と言うと、

・「それ、だめでしょう!」
・「パクるなんてとんでもない」
・「ビジネスは、自分のオリジナルでないとダメだと思う」

こんなことを考えていませんか?

TTPとは、パクるというと言い方がよろしくないですが、やることは徹底的に「まねをして」やってみること。

もしくは「まねする」ということに、罪悪感を抱いたり、二番煎じになるし、他の人がやっているから差別化できないし、それでは自分のスキルなど太刀打ちできない、などと思っていませんか?

しかし、ビジネスに限らず、「まね」ができない人は「型」ができていないということでもあります。
空手や少林寺拳法などの形と同様、いわゆる「守・破・離」の「守」。
「守」ができていないのに、自分のオリジナルで戦うと言うことは、習ったこともない競技の大会にいきなり出場するようなものです。

スポーツや武道では、まずは「型」を重視するのに、なぜ、ビジネスでは最初からオリジナリティを出そうとしてしまうのでしょうか?

そもそも「学ぶ」とは「まねぶ」であり「真似る」と同じ語源で発展した言葉なので、「まねる」ことは悪いことではないのです。むしろ、「学び」の基本であり、パターン学習なのです。

また、タレントさんが「モノマネ」などされていますが、決してそれは悪いことではなく、むしろ本家本元をリスペクト(尊敬)しているからこそ、もしくは、大好きだからこそ、できることなのです。全ての技術やスキルの習得において、何事も「まねる」ところから始まります。

ゼロから編み出した・・・というビジネスや商品は現代に置いてもうほとんど無いといっても良いかもしれませんね。そう考えると、新発明、新開発、新しいやり方…といったものは、すべて、どこかしらにルーツ(最初の最初の源があって)それが違う組み合わせで進化系になっているものなのです。

自分のビジネスを作っていく時に、誰かしらがすでにやってしまっていることを嘆いて、自分の出る幕がないと引き下がるのではなく、まずは、TTP(徹底的にパクる)ことから初めていただきたいと思うのです。

それでも、まだ「まねる」ことに気が引けていたり、疑念があったり、自分のビジネスのスタートに自信を持てない場合には、小学校で最初にひらがなや漢字を習った時のことを思い出していただきたいです。
漢字練習帳や漢字ドリルなどの練習帳に書かれてある薄い文字をなぞり、何度も何度も、なぞって書いて「まねる」ところからはじめたはずなのです。

「まねる」ことは、心理学の用語を借りれば、「モデリング」になります。


モデリングとは何かしらの対象物を見本(モデル)に、そのものの動作や行動を見て、同じような動作や行動をすることです。モデリングによりその学習や成長することができるので、まねることで、自分の向かうべき道ややり遂げるべき活動の方向が定まり、それにまず向かっていくことができるのです。

自分しかない、自分にしかできない、そういったことで特徴づけたい場合には、前述した、「守・破・離」のとおり、「まねる」ことからスタートして、徐々に、「殻を破り」自分のオリジナルへと発展(=離)していけば良いこと。

まずは、「TTP(徹底的にパクる」「とりあえずマネしてやってみよう」と言う気持ちで、習得した資格やスキルのアウトプットやお試し感覚で、師匠や先輩や他の業種で参考になることを、片っ端から「TTP」して、いくことが重要なのです。

一度「まねる」ことで、思わぬメリットデメリットなど、自分のオリジナルにしていく過程での改善点が見つかるかもしれません。

先にも書きましたが、まねることができない人は、オリジナルも作れません。

オンラインビジネスを自分でやりたい人は、ありとあらゆる有効かつ有益な手段や方法を徹底的にパクって、まずは、やってみる、まずは挑戦してみる、まずは実験してみる、と言うことが成功への一歩に繋がるのです。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP